しずてつストア食提案マガジン 選味鮮価 Vol.78 2018年10月号

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- 食の歳時記
に じ ゅうし せ っき
暦 コトコト、 旬トントン
医食同源の“源”は旬の食材にあると言われます。 大地が時間をかけてコトコト育んだ旬の恵みを、 ト ン ト ンお料理していただく幸せ。 自然を感じ、 自然 を味わう口福 ̶̶暦に込められた暮らしの知恵を 学び、 ココロ豊かな食生活をはじめませんか?
古来から季節の変わり目を表す 「二十四節気」 には、 旬の美味をいただ き ま し ょ う。
暦と食の深い関係
―10月の二十四節気―
古く から日本人は、 太陽の動き をも とに季節の節目となる24の期間に名前を付けた 「二十四節気 (にじゅ う しせっき) 」 という暦を用いていま した。 昔ながらの暮らしに 根づく暦や食にまつわる豆知識を知る と、 食育の知恵がみえてきます。
8
月曜日
23
火曜日
木犀の 香に あけ た て の 障子かな
暦のおはなし
高浜虚子
オレンジ色の花より先に香りで気づくほどの芳香が特徴の金木犀 (キンモクセイ) 。 沈丁花やクチナシとともに 「三香木 (さんこうぼく) 」 とも呼ばれています。 いよいよ 「食欲の秋」 の到来です。 この頃は新蕎麦や新米も食べご ろに。 新蕎麦は別名 「走り蕎麦」 とも言い、 初物に目がない江戸っ子 から全国へ広まったそうです。 店頭にも続々と旬の食材が並ぶ季 節、 秋の味覚を堪能したいですね。 食の豆知識
寒露
秋の長 雨が 終わり ︑ 朝 夕には 本 格 的 な 秋 を 感じら れ るよ うにな る 頃 ︒
霜降
かん
そう こう
ろ
露が 霜に 変わり ︑ 冬の訪 れ を 予 感させる 頃 ︒ 山は 紅 葉 で 彩ら れ ま す ︒
菊の香や 奈良には古 き 仏た ち
暦のおはなし
松尾芭蕉
桜とともに日本を代表する花。 「高貴」 、 「高潔」 の花言葉を持ち、 気品 に満ちた花姿が特徴です。 この時期、 各地で菊や菊人形の展示会、 菊まつりなどが行なわれます。 朝晩が冷え込むこの時期にいただきたいのは旬を迎えるサツマイモ です。 皮の中には食物繊維のほかにカルシウムも含まれているので、 食べる時にはきれいに洗って皮ごと食べるのがおすすめ。 ビタミン たっぷりな天然の甘みで体を温めまし ょ う。 食の豆知識
今月の行事食
―21日は 「十三夜」 。 秋の名月を眺めながらいただ く 「お月見だんご」 。 ―
お芋をお供えして 「芋名月」 と呼ばれる十五夜に対し、 十三夜は、 お月見だんごのほかに栗や豆をお に感謝し、 豊作を願う想いが込められています。 供えすることから 「栗名月」 ・ 「豆名月」 と も呼ばれます。 夜まで続く収穫作業を照らしてくれるお月様
●お月見だんごを食べる理由は ?
し く いただく ことで、 神様との結びつきが強く なると考えられています。
満月に見立てて米を粉にして丸めて作ったのが 「お月見だんご」 のはじま りです。 お供え後におい
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Senmi Senka October 2018
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