草薙駅から、少し南に歩いた一角に、こじんまりとした可愛らしい庭に、グリーンのパラソルがお洒落な建物がある。以前は、ハトヤ旅館の入口だったところを、イタリアンレストランに改造した「サレペペ」。旅館に泊まるお客様は、美味しい香りの漂う玄関から出入りする。

ここのシェフ阪下祐介氏は、全国のいろいろなジャンルのお店で料理の勉強をし、半年イタリアに飛んだ。イタリアで経験した、シンプルで歴史のあるイタリア料理に惹かれ、イタリアンレストランを始めた。「創作ではない、歴史のあるイタリアの料理が長い間食べ続けられているには理由がある。その伝統的なイタリア料理を皆様にご紹介したい」。

とくにこだわっているわけではないとしながらも、おいしいものを食べてもらいたいという思いで素材を選ぶと必然的に野菜が有機になる。しかし調味料は、日本のものは使わないで、イタリアの伝統を大切にしている。「カジュアルではなく、高級過ぎない。その中間の存在でありたい」という。

「こんなに楽しくてクリエイティブな仕事を女性に占領されるのはもったいない」とここでは男性の料理教室も行うなど食育にも力を入れる。

自家製パンと本日の肉料理コース(2800円)がおすすめ。