大きな赤いのれんをくぐると、ジャズが流れるモダンな雰囲気が広がる。洋風なインテリアの下からのぞく庭には、ししおとしがあり純和風。なんともいえないお洒落な空間だ。そこで握ってくれるお寿司は、正真正銘の江戸前寿司。従来の寿司屋にはない寿司屋を開きたかったというご主人の言葉通り、造りはモダンだが、寿司はしっかりと基本に基づく。

おすすめは、あなご、さば、などとともに、「づけ」など。づけは、オリジナルの味付けが評判だ。それにも増して、評判なのが、卵焼き。中に静岡名物の桜えびが入った卵焼きは、とくに年末になると人気を博す。もともとお客様から、おせち用に1本作ってほしいと頼まれたのがきっかけで、口コミで広まってしまったという。最近では、毎年暮れになると卵焼きを頼まれるという。「寿司屋なんですけどね」と笑うご主人。しかし、寿司屋の良し悪しは卵焼きでわかるというくらいだから、味は間違いない。今回は、この卵焼きの焼き方のコツを聞いてきた。

ふく紗は、ランチタイムになると、近所の奥様がたで賑わう。「海鮮吟味おすすめランチ」は、海鮮ちらしに茶碗蒸し、サラダまたはフルーツがついて1000円。最近では、可愛いチーズケーキも人気だ。「家庭では、手巻き寿司などで楽しんでいただくといいですね。具材は、意外となんでも合うんですよ。アボガドを使ったり、シーキチンや、サラダなどのお寿司がでてきたようにいろいろとトッピングを楽しんでみてください。マヨネーズもお酢を使って作っているものなので、よく合うんですよ。きゅうりにごまや梅、いかときゅうり、まぐろときゅうりというように、きゅうりひとつでもバリエーションは広がります」。美味しく卵焼きが焼けたら、早速、手巻き寿司に挑戦してみよう。